「そうそうあの日。君が訪ねてきた日。あれは金曜だったかな。」
大型の連休に入る前の金曜の夜。浮かれた街の音が気分を和らげてくれていた夜。私は自転車にまたがり、食事に招かれていた知人の家を訪ねた。
それからちょうど1ヶ月ほどたった
今日。その知人と近所の喫茶店で偶然出会い、一緒にお茶をすることになった。
「あの日ね、君が帰った後さ、届いたんだ、今流行りの洗体機が。いやあ、高かっただけあるよ。スイッチひとつ、ものの5分で体も髪も綺麗になってね。柔軟剤をいれたらいい香りになるし髪なんかふわっふわだよ。」
そういって彼は、自分の髪にふかふかと触れた。
ってゆう2020年
いらないけどね〜
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