14歳の夏

母は  洗濯物を干しに庭へ

父は  ずべ貝採りに海へ

弟は  自転車で図書館に

私は  大坂に稼ぎに

そんなこないだの日曜日

弟は来年高校お受験の為

部活動を終えたこの夏は

勉強に励んでおります

自転車で30分くらいかけて

図書館に行くそうです

保育園からの友だちと一緒に

夏  だな〜

弟が2才の時に私は家を出て

弟が4才の頃には姉も嫁ぎ

ほぼひとりっ子の

環境に育った為か

弟には友人がとても多いです

家にわんさか友だちが遊びきます

会う度  みんな

どんどんどん身体が大きくなり

変声期を越え

恋人できてたり

おもしろいです

弟には

友だち想いの男に

なってほしです

あとお箸の持ち方 直したい

あと早い時間に就寝してほしい

あとゲームやめてほしい

テレビとかYouTube観すぎるの

やめてほいし

アレ欲しいコレ買ってよ

言いすぎなのやめてほしい

高校行ってもスポーツしてほしい

大学行ってほしい

何でもやれば出来る

ということを知ってほしい

将来  自身が困らぬよう

たくさん やかましく

言ってしまう

14歳て特に何だか

大事な時期だなとも

思うから

言ってしまう

イライラしてしまう

良い言い方とか

褒めたほうが

とか様々あるんだけども

どうも感情的になってしまう

なんと身勝手か

色々思うけれど

弟と4つしか変わらない

甥っ子姪っ子と遊んでる姿は

素敵です

それみて姉は

弟を産んでくれてありがとう

って母にメールしたとか

りんぺい キミは サイコーだ！

真っ当に 

かっこよく

生きているところを

みせることが

わたしができることではないかと

ある方がご教示くださいました

そんな想いに耽る今宵

きっかけになればと

お勧めする

落語とラップを

メールしてみました

きっかけの片鱗に

おわり

堂寛子