2015年11月24日火曜日

人 は 間 違 い る








価値のあるものを

買うのではなく

自分で価値をつくれる

人間は強い





って何かの映画で
ゆってました


林檎屋さんは強い




堂より





2015年11月20日金曜日

だらし

先週にも記述した通り、私の人生は現在不調まっしぐらなのだが、一週間経った今もやはりそれは継続していて、目尻のところに謎の出来物ができたり、ペンキ塗りたての壁にもたれ掛かって衣服を汚したり、車が治って2日後にまた新たな不具合が起こったり、友人から「最近頭髪が薄れてきているね」と笑顔で忠告されたり、等等、極めて不調が顕著なのであるが、それもこれもすべて日頃の不摂生が原因なのではないか。と、この不調スパイラルの原因を追求してみた。
不摂生といっても別に過度な夜更かしをしたりファストフードを暴飲暴食しているという訳では無い。

単に私は何かにつけてだらしのない性格だということをこの年になって気付き始めたのである。

一体なにがだらしのないことかというと、それはずばりお金の管理である。

私の職業はりんご屋です。
日々、林檎を売ることに勤しみ、いくばくかの対価を得て生計を立てております。
大企業で働く人やストリートで猿回しをして投げ銭をもらったりする人達となんら変わりありません。お金の価値は皆に平等です。

それで月並みな収入を得ているはずの私が何故にこんだら困窮した生活をいつまでもいつまでも送り続けているかというと、それはやはり前述の通り、だらしがないからでございます。
だらしがある人ならばきっと日々の労金を少しづつでも貯蓄していくことでしょう。
そうして貯まったお金を恍惚の表情を浮かべながら眺め、にやにやしたりするんです。でも案外それが明日の活力へと繋がったりします。
しかし、私の場合、貯蓄はおろか、頂いたお金達が一体どこに消えていくのか、自分で使っているはずのお金の行方が完全に使徒不明なのでございます。
そして自暴自棄に陥った私は半ばヤケ糞で酒を飲みに行ったりしてまた金が無くなる。そうするとまたやさぐれる、という負の連鎖を続けております。
思えば生涯を通して「うわー、今金あるわーー!」などと思った経験はございません。

そんな私を見るに見かねた人から「君、家計簿でもつけなさい」とよく言って頂けます。その都度私は「家計簿か…」としばらく逡巡します。
そして、家計簿をつける、という動作を脳裏でイメージした結果、とても面倒くさそうなのでそんなことはやってられないわ、という答えにいきつくのでございます。
かといって別段、多忙というわけでもないくせにやらないことはやらないと決定してしまうその性分こそがまさしくだらしのない人間の典型なのだと、近頃は家で酒を呑みながら気づいたことなのでございます。

しかし、私は生まれ変わる為、ついに一つの打開案を打ち出すことに成功しました。


今、私の目の前には宝くじ売り場があります。

「一等3億円」、と書いてあります。

いかな私でも3億円を一朝一夕で散財することは不可能でしょう。普通に生きていけば30年間は食べるに困らない金額だと思います。
ということは、金がない、などとくよくよして情緒不安定に陥ったりする必要もなくなり、結果、日々を豊かな気持ちで送ることができる。そうするときっとやることなすこと全てが円滑に捗り、所謂ところのストレスフリーな人生を歩むことができるのです。

考えるだけでハッピーな気持ちになってきた私は早速目の前の宝くじ売り場で宝のくじ券を30枚購入しました。
もうお財布の中身は二日前に買ったコンビニのレシート券しか入っておりません。
しかし3億円が手中にあると思うととても幸せなのです。


私はそのお金の使い道を散々考えて不眠症になってしまい、翌日の仕事に支障をきたしてしまった。



2015年11月17日火曜日

星をみにいく

先日、友達家族と一緒にプラネタリウムへ行きました。
最後に行ったのはいつだったかを忘れるぐらい、
そして自分の意思で行ったのも初めてなんじゃないかと思う。

きっかけは、りんご屋さんのTATAMIstudioで音楽活動をするmollen。
この秋、伊丹市のプラネタリウムでmollenの音源を上映のBGMとして流すとあって、
この日は上映後に生演奏もあるとのことでした。(詳しくはこちらにも。)


私は、たぶん人並みに星が好きですが、
住んでいる大阪中心部は、夜空を見上げても星が少ないであろうことを言い訳に、
星座や惑星のあれこれはすっかり記憶の彼方に。
星に近づきたいという気持ちはあって、
去年は星にまつわる事が書いてある天文ダイアリー帳を買ってみたものの、
結局、手帳を参考に夜空を見上げることはほとんどなかったなぁ。。
先日訪れた奄美大島では、
夜になるとまさにプラネタリウムのような星空が広がっていました。
でも、星座がわからずただただ「きれいだわ〜きれいだわ〜」と
感動しかできない自分を恥ずかしく思いました。

このタイミングでのプラネタリウムは嬉しいきっかけになり、
上映はとっても楽しくて知ることがたくさんありました。
そもそも「惑星」を「惑(まど)う星」と書くのも、
惑星自体が公転しながら、地球と同じように太陽の周りを回っているので、
それを地球から見て、日々の星の軌跡をたどると、
宙返りしたり道をそれたりして見えるので、それを知らない昔の人はとても奇妙に思い、
みんなを惑わすというところから「惑星」と呼ばれたとか。

長い年月をかけてひとつずつ解明して、今では答えが出てしまったこともたくさんあるけど、
自分がとっても大きな軸の中で惑星と一緒に生活していることや、
私たちを照らしてくれる太陽の偉大な力、
人間は本当にちっぽけで、宇宙規模での発見や研究は、
まだまだ底知れぬ未知の世界にきらきら溢れているのですね。


mollenの生演奏も楽しんで、
帰って、楽しんだ分山積みになった仕事をして落ち着いた深夜4時。
窓を開けて空を眺めると、南から西の空にとても綺麗なオリオン座が光っていました。
左上の赤っぽい星は...ペテルギウス!(教えてもらったやつ!)
澄み切った空気と、寝静まった静かな街。
なんてきれいなんだろう。
その日の出来事が、1日のおわりにいい場所へ連れていってくれたような気持ちになりました。

あいにく今日は雨降り。
星は雲の向こうだけど、これからは、もう少し星を見上げてみようと思っています。



川原 由美子






2015年11月13日金曜日

順調に不調





今年ももう11月かぁ。早いなぁ。こうして歳を取っていくのだなぁ。気がつけば来年で30かぁ。生者必衰やなぁ。

と、誰にとも言わず朝の行商に出掛ける車中。

午前の陽気はとても気持ちがいいのであるが、11月ともなると空の雰囲気もどことなく寒空な感じがして、こうして気分が盛り上がらないときがある。往々にしてある。

まぁぼっちぼちやってったらよろしいがな。なにも案ずることはない。と自分に言い聞かせた。コンクリートは順調に灰色である。

そうして現場に入る手前で朝食を摂るためにコンビニへ寄ってった。

ご飯は僕のスイートハニーが拵えてくれたおにぎり飯を持参しているので飲み物だけを買ーおおっと。と軽快にスキップしながら店内に入店し、軽やかな手さばきで500ml容器に充填されたミネラルウォーターを購入。
退店するときもアルバイトの50歳そこそこのおっさんに「今日も良い天気ですね。晴天ですね」などと話しかけ、「お、こいつなんか知らんけどノリノリやなあ」と思わせることに成功した。
そうなってくると不思議なもので自分自身も「あ、なんかおれノリノリやな」と錯覚を起こし、だましだましのノリノリで脳味噌はふらふらになるのである。

よっしゃ今日もいっちょやったるかいとおにぎり飯を食べ、ミネラルウォーターをがぶ飲みし、出発しようと車のキーを回した。

するとノリノリのおれが乗っているにも関わらず、車はどういうわけかぴくりとも動かなくなっていた。

え?え?え?え?ってめちゃんこに焦ったおれはあほのように何度も車のキーを回し、返事のない車に余計焦燥感を募らせる一方である。
額から緑色のような汗が噴き出してきた。

少し冷静になろうと一度煙草に火をつけ、腹の底からもっさりした煙を吐き出し、考えを巡らせた。

とりあえず思い当たるところはバッテリーである。過去にも一度バッテリーを上がらせてしまうという珍事件に見舞われた私は急いでバッテリーチェックに取り掛かった。
が、しかしエンジンは掛からねどカーステを聴いたりエアコンを操作したりすることは難なくこなせるのである。

さらに焦った。もはや自分で試せる操作はなにもないのだ。

藁にも縋る思いでおれはインターネットの電子掲示板、「Yahoo!知恵袋」に「車が急に動かなくなった。こういった場合、諸君らはどのような対応をなされるのか、至急、教えてくれたし」などと書いて投稿。すると現在のテクノロジー万歳、ものの3分もしないうちに返事があった。

見てみると、

「やばいっすねえ。それは非常にやばい。そういうときはまず深呼吸して胸の中で般若心経を唱えるんやわ。そんで唱え終わったら外に出て車の右側をハンマーで叩くんです。そうしたら車に精霊が宿るのよ。あとはキーなんてなくても車は自動的に動き出しますわ。全体の操縦は信念で行うことになりますので、上手く乗りこなせるようになるには早くても2年と3ヶ月は掛かる。これはもう絶対にそうなの。それが本当の「自動車」なんですわ。わかりましたか?わかったらさっさとやってみてください。そしてもう二度とこの掲示板を利用しないでください。今までありがとう楽しかった。さようなら」と、えらい口語的な文章で書いてあった。
なるほど、やはり気持ちの問題であったか。これはありがたい、早速言われた通りにやってみたのだがこれが中々上手くいかない。まず般若心経なんて読んだこともないので唱えたくても唱えられない。とにかくインターネットで「般若心経  全文」と書いて検索し、それを閲覧しながら胸中で読経した。やはり目は閉じていたほうがよいのだろうか、などと不安を抱きつつ。

1時間後。
にっちもさっちも行かなくなって呼び寄せたロードサービスに8500円を徴収され、車工場に運ばれた私のリンゴカーは75.000円の費用と引換に無事、復活を果たしたのである。

私の懐からはあばら骨が浮き出ていた。


2015年11月12日木曜日

赤ちゃんの時から知ってる

もう8歳になってた。


「りんご大好き!」って言ってくれた。


ほんとにうれしい瞬間です。


あべのおっちゃん

2015年11月11日水曜日

いい匂いがする

西淀川区大和田5丁目の角
壁には【ムカイ林檎店】と書いてるが…
額縁のような日差しには
便箋模様に【ラブレター】と書かれてて…
シャッターが下りたままの不思議な建物…
ただ、その隙間からは
確かに林檎の良い香りが…


「開いてるの初めて見た!」
「本当に林檎屋さんやってんねぇ」

匂いがするが、姿がなく

時々、楽しげな笑い声

音楽イベント?

不思議な建物
不思議な空間

普段は、車に林檎を積んで行商に出ている事、林檎屋さんで音楽をしている男の子や元林檎屋さんなどでイベントなどをしてる事など…

林檎が繋げてくれる
お客様との会話で縮まる距離感
本当に、有難く思います


そんな、林檎屋から
今日は、林檎の香りではない匂い

その答えは「おでん」

毎月、第2金曜日は
行商体験、実施中
行商って?  林檎売りって?
と、思ってるよりも

体験!   体感!

初めましての方も、元林檎屋さんも、林檎屋さんのお客様も
林檎屋さんのお客様の娘さんも
毎月、一緒に楽しい時間を過ごしています。

その後のお食事会(飲み会)の
「おでん」です!


人と、人が出会うって
嬉しい事ですね!

林檎のおかげで
会話させて頂いてます。

林檎と林檎売りを
愛して頂いて本当にありがとうございます!



□□  長谷川  美奈  □□





















2015年11月10日火曜日

行 商 人





林檎売りをしていたことを

人に話すと

とても

驚かれます

どゆこと?
どゆこと?
林檎だけ?
売れるの?

って

食いついてくれます

ネタであり営業ツールであり

自慢です




さかのぼること

7年前を思ふ

サニーデイサービスの

青春狂走曲を耳のお供に




当時

志したはずの

デザインの仕事から離れ

正反対の

デジタルではない職を欲して

林檎売りの存在を

求人誌でみつけました

完全歩合制の活字に惹かれ

ゼロから自分の力で稼ぎたくて

私  林檎売りはじめました

これぐらい稼ぐんだと仮定して

3分の1の家賃の部屋に住みました

持っていなかった免許を

短期集中でとりました

※免許がなくても林檎売れます




企業に属さず

個人事業主で仕事が

できていることは

林檎物語なくしては

です

ちょっぴり度胸がついたり

他人をとても好きになりました




林檎売り

みんなやってみたらよいのにな

って思います



堂より







追記: 

林檎売りをしていた人の「今」

⚫︎ミュージシャン
⚫︎メイクアップアーティスト
⚫︎母
⚫︎父
⚫︎マジシャン
⚫︎運送会社経営
⚫︎服屋さん
⚫︎フリーデザイナー
⚫︎飲食店店長
⚫︎営業マン
⚫︎石を売る人
⚫︎梅干しを売る人
⚫︎土を耕す人
⚫︎山へ入る人
⚫︎林檎を売る人

モットモットエトセトラ




2015年11月9日月曜日

カノープス




『クヌギ林のザワザワ荘』

                           富安  陽子    作




吉村

2015年11月6日金曜日

時空のはざま




行商も行かずに昼間っから部屋でごろごろしている。
あぁ。あかんたれや。わいはあかんたれなんや。なんでこないに部屋のことを好きになってしもたんやろ。居心地が良すぎる。好き。部屋。
と、せっかくの休日をこのように無為に過ごすのはよくないことだということは今日日小学生のやっこさんでも認識している。

きっとおれは向後も部屋でごろごろし続けることだろう。

そう思うと目から涙が出た。

このままではいけないと思い、明るい未来の為、これ以上部屋でごろごろしないようにするにはどうしたらいいかうんと考えてみた。

するとやはりぼくの頭脳は明晰だったみたいで、40秒ほど考えたらすぐに答えが出た。

つまり、おれがついつい部屋でごろごろするのは、この居心地の良すぎる部屋に原因があるので、いっそこの部屋を雰囲気ごとすべてぶち壊そうという名案である。

そうと決まればごろごろしていられない。明るい未来の為、おれは布団から這い出た。

まずはなにから取り掛かろう。ということでまずは一切の家具、家電を遺棄した。これらが部屋に存在するとどうしても怠けてしまう。

作業開始後、2時間。部屋は完全なるがらんどうと化した。よしよし。これでよいのだ。

これから部屋の灯りはローソクだけ、コンビニ弁当を温める際も一度薪で火を起こし、アルミホイルに来るんだ弁当を良い加減の距離を保って炙り続ける、という方法をとるしかなくなった。ざまあみさらせ。

そしてようよう空っぽになった部屋を見渡すと、まだなにかやり足りない。そこかしこに生活感が横溢している。

私はホームセンターに出向き、とても大きくて立派なハンマーを購入した。壁に穴を空けるのである。

自分の部屋に穴が空いていたらそれはさぞかし落ち着かないことこの上なく、まさか休日に布団でごろごろなどしていられないだろうと思ったからだ。

部屋の壁は非常にもろく、いとも簡単に穴は貫通した。穴の向こうには外壁の内側のコンクリートが丸見えである。なんだ、こんなことでごろごろしなくなるのならもっと早くやっとけばよがった。

すべての作業を終え、閑散とした部屋に一人でいると、まるで雑木林の中にいるような気持ちになってきて、この荒涼感がなんともいえず清々しい。うん、良い感じに落ち着かない。


翌日。いつもの通り行商に出掛けた。なにしろ落ち着かない部屋になったもんだから、少しでも早く家から出ようという心境になって、店に到着したのはいつもより2時間も早めだった。
これは非常に良い傾向である。

朝からこの調子なのだから、もちろん行商も順調に決まっている。この日もりんごは飛ぶように売れ、おれは笑いが止まらなかった。

部屋が落ち着かなくなったことで気持ちがうきうきするなんて、おれは変態かもしらん。と思いながらも溢れ出る喜びを抑えきれず、スキップをしながら部屋に帰宅。

するとなんたらことだろう。今朝方部屋を出る際、あまりにも部屋から早く出たいという気持ちが強すぎて、部屋のドアを閉め忘れているではないか。

おっといけねえ、侵入者なんてものがおったらさすがに落ち着かないどころの騒ぎではなくなる、これからは気をつけよう、と部屋に一歩足を踏み入れると、中から獣の臭いがした。

え?って一瞬自分の鼻を疑ったが臭いは確かで、なんだったら小さく唸る声も聞こえる。

おれは恐る恐る携帯電話の光を灯した。

すると、オーマイキャット。おれの布団の上に猫がいた。それもまぁまぁでかい猫が。

おれは犬はまぁそこそこ平気な質だが、猫は苦手である。とりあえず一刻も早く出ていってほしいという気持ちが芽生えたので、おれは恫喝した。

すると猫はちょっとしたパニックに見舞われ、向こうからしたら、自分の部屋にいきなり知らんおっさんが現れて大声を上げだした、ぐらいに面食らっておれの部屋の中を右往左往、縦横無尽に走り回った。

それを見ておれもパニックに陥った。

もしも猫が逆上して噛み付いてきたらどうしよう。
でもここで退くとこの部屋は猫に占拠されてしまう。
そうなると明日からの住処を失ってしまうのだ。
それだけはいけない。そうはさせない。
しかしよく考えてみると、おれは今玄関口に立っていて、走り回る猫ちゃんもできればおれの側を通過せずに部屋から脱出したい、と思っているに違いなく、二人は一定の距離を保ちながらただそれぞれのパニックに陥る一方である。

あわわわ。どないしよ、誰か助けでも呼ぼうかな、と思っていると、猫が急に覚悟を決めたような表情をしてこちらにむかって走り出してきた。あかん、負ける!目を瞑って身を固めていると、どごご、という音と同時に猫の気配は無くなった。



部屋を見渡すと、先程までの騒動がまるで嘘のように、元の居心地の悪そうな雰囲気に戻っている。
どこに行ったのだ、猫。

はっきりしないともっと落ち着かないではないか。懊悩しながら先程空けた穴の方をちらと見た。

すると穴の入口のところに当の猫のものであろう出来立てほやほやの糞が落ちていた。
ここから逃げたのか。そして逃げ際に糞を残して行ったのだ。なんという醜悪な、そして往生際の悪い猫だろう。

まさか自分で空けた穴が抜け道になるなど考えもしなかった。おれは慌ててまたホームセンターに出掛けていき、空けた穴の大きさと同じサイズのベニヤ板を購入し、来春にはそれを打ちつけようと計画して、部屋でごろごろした。

2015年11月4日水曜日

林檎の木箱の活用方法

こんにちは!


今回の作品!?は…
本日、誕生日の西淀店の店長への
プレゼント!!!
先週から、作りはじめたのですが
内緒だったので
まとめて画像をアップします





私にしては、力作です!

さらに、


焼きを入れ、艶消しラッカー


そして、西淀店メンバーの
アイデアで!



↑↑↑店長です( ´ ▽ ` )ノ

モデル          秘蔵っ子P(ポーズ)
デザイン       mollen 創 〜はじめ〜
ステンシル   阿部 〜論破〜


行商中に、使ってるディスプレーです

もし、店長に出会ったら
見比べてみて下さい!
そっくりです(笑)


あらためまして
今日も多くのお客様に足を運んで頂き本当にありがとうございました。
遠くは、和歌山県有田市より林檎の木箱を買いに来て頂き、林檎も一緒に買って頂き、本当に光栄です。
心よりお礼申し上げます。

これからもよろしくお願いします。


□□ 長谷川  美奈 □□

















2015年11月3日火曜日

お疲れさまでした

りんご屋さん最年長の椎木さんが、りんご屋さんを卒業しました。

椎木さんはとても物知りで、料理のこと、政治のこと、恋や愛のこと(!)、
たくさんの話を教えてくれました。
しんどいときもいつも無心に昭和の男気で乗り切る椎木さんに、
私は数えられないほど助けられました。

昨夜は、そんな椎木さんの送別会。
新旧のりんご売りのメンバーが駆けつけて、気づけば同窓会のようでした。

行商であるりんご屋さんの仕事は、
その日一緒に現場に行く人と、波のような1日を共にします。
現場へ向かう道中のおしゃべり、毎日違う街の景色、季節、
その人と一緒だから出会える、その日のお客さん。

泣いたり笑ったり毎日が深くて、
忘れっぽい自分でも1日1日のことを鮮明に覚えています。
ゆっくりタイムスリップして今の自分に戻ってきたような、
とてもやさしい時間でした。


椎木さん、ありがとうございました!
本当に本当に、長い間お疲れさまでした。


川原 由美子


☆祝!西淀ブログ投稿100件!☆