012.みやこ

みやこという女の子。

マイナス20度にもなるモントリオールというところで、ジジという愛称の恋人とジジという名前の黒猫と、ケビンとリサというカタツムリと暮らしていました。

みやこは絵を描くことが好きで、珈琲が好きで、甘いものは好きだけど少ししか食べれない子。キャロットケーキを作るのが得意な子。

みやこは春から大阪のカフェで働きます。珈琲のことを学んで、稼いで、地元に帰ってカフェを営みます。ギャラリーのあるカフェ。海の近くのカフェ。カフェができたらモントリオールの恋人の働き先ができて一緒に働けます。一緒にいれます。

春  みやこは私のお家で一緒に暮らします。でも、その部屋はとっても狭いので、２段ベッドを買って、それぞれの小さな部屋ができるようにします。どちらが上か下かジャンケンします。

みやこは、よく笑い、よく踊り、ヘルシーな考え方を持っていて、たくさんの人に愛されている子。そんな子と一緒に暮らせたら私、いー感じの人になれちゃうでしょう。

堂