2015年9月8日火曜日

浴びる

週末は音楽にまみれました。

土曜は大阪で開催された野外フェス『OTODAMA'15 闘魂編』へ、
日曜は京都UrBANGUILDで『中村佳穂 × グッドラックヘイワ』へ。


生音で音楽を浴びる幸せ!


OTODAMAでは、大好きなバンド、フィッシュマンズがひとつのテーマでした。
90年代に作られた楽曲なのに、今でも全然懐かしくならないフィッシュマンズの音!
新しい音楽にたくさん出会っても、
フィッシュマンズだけは途切れることなくずっと聴き続けている。
私の人生で続いていることの、数少ないうちのひとつです。

ボーカルの佐藤伸治さんは
たくさんのメロディとリズムを残して、1999年に天国へ旅立ちました。
OTODAMAのこの日、特別に編成されたメンバーによるライブは
フィッシュマンズへの愛に溢れていて、
会場は何かとても暖かいものに包まれていました。
そして、佐藤さんの残したものはやっぱりとてつもなく大きく、
ライブをみながら、喜びと同じぐらい、
佐藤さんの歌う世界は二度とこない悲しみも湧きあがりました。
音楽でこんな気持ちになるのは初めてでした。

前に進む大きな力をくれる音楽。
奏でる音への感謝を込めて、今日も音楽を聴きたいと思います。


それにしても、屋外というだけで
音楽もごはんもこんなにうまみが増すからすごいです。
行商という商売が、底なしに面白く、
日常でありながら特別に感じる瞬間があるのも、
外という無限のマジックの場に身を放っているのもひとつありそうです。

いつも家で閉じこもって仕事しているので、
やっぱりたまには外気に触れなくては。


川原由美子






フィッシュマンズ / いかれたBABY





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