2016年1月3日日曜日

2日分






旅は道連れ。目を覚ましたのは夕まずめ。狭い車内で唐変木のように倒れていた僕は昨日の記憶がほとんど無かった。
あれ?相方のPLFは?と見渡してもいない。あんれー?とりあえず今ここは岡山だよね?って一人二日酔いのムカつきと気持ち悪さでうんうん唸っていたら電話が鳴った。

「はい」と僕。
「あ、ユウ?わりーんだけどさ、ちょっと迎えに来て欲しいんだよね」と掠れた声のPLFは言った。
一体どこにおるのだ。一先ずメールで送られてきた住所に向かうことにした僕の目は真っ赤に充血していた。




「目的地に到着しました」とカーナビが断言するので、ならここで間違いないだろうと辺りを睥睨した。周りには民家など無く、畑やなにやら工場機械などを保管しておく倉庫などが点在しているようなところで、非常に閑散としている。
何故にこんなとこへ呼び出すのだ、と車内で待機していると、現れたPLFさん。
顔はげっそりしていて、至る所に醤油やソースの跡と思しきシミが付着している。
やあ、と挨拶はほどほどに、一体、昨晩はなにがあったのか、と二人で記憶の照らし合わせを行ったところ、どうやら二人の間の酒量が一定程度を超えてしまい、双方ともに記憶が消し飛んでしまっていた。
とにかく二人の荷物の無事だけでも確認して、紛失物はないな、あはは、よかったなあ、と脳天気にしていると、大事なことを思い出した。

「林檎売り、どうするよ」
ぼそっと口にしたらPLFさんの表情が苦痛に歪み、噛み潰した苦虫が歯に挟まって取れないといった顔をした。

「だよなあ」といって僕は帰りの道順を調べて下道で帰ることにした。今はその車内。



謝罪

元旦のブログにて「毎日ブログを書くぞーo(`ω´ )o」と断言していたにも関わらず早速昨日飛ばしてしまいました。これはよくないですね。先が思いやられますね。気をつけます。一生懸命生きていきますので。暖かく見守って下さい。

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