2016年1月5日火曜日

ミルクとシロップを入れて





カフェで飲むコーヒーは格別です。
宿酔のムカつきもさらりと溶け出して脳内のもやもやもスッキリするのは誠に不思議だなあ、と感慨深くなるのです。
そうして物思いに耽って一体なにを考えてるん?と隣のオバハンがおれを凝視している。
なに見とるんじゃ、ごるあ。と白目で睨みを利かせるとオバハンはカプチーノを口から吹き出し、地団駄を踏んで帰ってった。
そしてまた愉悦に浸って一人にやにやしている。

昨晩が楽しかったのである。ああ、楽しかった。なにがどう楽しかったかなんて、僕の技量では書き記せないけれど、いわゆる筆舌に尽くしがたいという表現でも敢えて使ってみようか、ともかく楽しかったのである。
あまりの楽しさにブログのことがドタマから吹っ飛ぶぐらいである。

その代償が先程まで私を苦しめていた宿酔ではあるのだが、まぁそれも致し方ないであろう。年齢と共に苦しみの具合は増していってるような気もするが。

字面ばっかり飾ってこんなに中身のないブログを書いてみるのもたまには悪くないかもしれないなぁ、ってカフェの店員さんに耳打ちしたら、帰れ、馬鹿野郎、豚野郎、って言われた。時給9.000円ぐらい貰ってるのかな?と思ってしまうぐらい高尚な態度で。


沢口  裕

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